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フット・ワーク
靴が教えるグローバリゼーションの真実

【内容】
“足元”から世界を考える

あなたが履いている靴が、どこから来たか知っていますか?
私たちを、どこに連れて行くのかも――

年間242億足も生産されている靴は、かつてないほど安く買えるようになった一方で、生産の過程において、環境にも人間にも極めて深刻な害を及ぼし、世界にとてつもない負荷をもたらしている。本書は「靴」を手がかりに、なぜ世界が今のような危機的状況に陥っているかを解き明かし、解決に向けた提言を行う。巻末には、私たち一人ひとりが今日から取り組める13の行動を示した「世界を変えるためのガイド」を収録。

エマ・ワトソン「究極のブックリスト」に選ばれた話題のジャーナリストによる告発


【内容目次】
著者による注意書き
ペーパーバック版まえがき

序文 靴とグローバリゼーション
第一章 スニーカーマニアの熱狂
第二章 工場の門
第三章 靴と貧困
第四章 ブランド
第五章 難民と靴
第六章 革の問題
第七章 廃棄される靴
第八章 ロボットがやってくる
第九章 靴と法律
第一〇章 反撃
あとがき フットノート――世界を変えるためのガイド
謝辞/注/参考文献/訳者あとがき/索引


【著訳者略歴】
タンジー・E・ホスキンズ (Tansy E. Hoskins)
ロンドンを拠点に活動する作家、ジャーナリスト。『ガーディアン』紙、『アルジャジーラ』、『i-D』誌、『i』紙などに、繊維、医療、靴産業についての記事を執筆しているほか、TVドキュメンタリーの製作も手掛ける。本書のために、ホスキンズはバングラデシュ、ケニア、マケドニアの各国、また英ソリハルにある「トップショップ(英大手ファストファッション)」の倉庫での取材を敢行。著者の前作で、受賞歴のある『Stitched Up: The Anti-Capitalist Book Of Fashion(スティッチドアップ――反資本主義的なファッションの本)』は、エマ・ワトソンによる「究極のブックリスト」にも選ばれた。

北村京子(きたむら・きょうこ)
ロンドン留学後、会社員を経て翻訳者に。訳書にジュディ・コックス『女たちのレボリューション――ロシア革命1905〜1917』、ジョゼフ・E・ユージンスキ『陰謀論入門――誰が、なぜ信じるのか?』(以上、作品社)など。