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UFO vs. 調査報道ジャーナリスト
彼らは何を隠しているのか

【内容】
《「中国気球撃墜」事件を受けて書かれた原書改訂版への増補を収録!!》

こんなに明瞭に見られているものが、なぜ「正体不明」なのか?
受賞歴多数の豪有名ジャーナリストが、現代のグレート・タブーを徹底追跡!!

調査報道ジャーナリストとして、豪テレビ界の最高峰ロギー賞を受賞した著者が、ロズウェル事件から近年のケースまで、有名なUFO目撃事件への各国当局の対応を、目撃者や調査関係者へ直接取材し徹底検証。現在も進行中の国家内部での情報隠匿と開示要求をめぐる攻防をつぶさに追い、謎に挑む。

大半のジャーナリストと同様、私も基本的には隠蔽や陰謀を手放しで信じるたちではない。しかしUAPに関しては、各国政府が国民にすべてを包み隠さず明かしているとも思わない。これらの「乗り物」はなんなのだ? 地球外生命説がいかに眉唾物だとはいえ、それならこんな奇天烈なものまで説明できるのか? そもそも、こんなに明瞭に見られているものがなぜ正体不明なのだろう?(本書「序章」より)


【内容目次】
序章
第1章 彼らが友好的であることを祈ろう
第2章 ロズウェル事件――怪しい否定
第3章 プロジェクト・ブルーブックの開始
第4章 世界的現象
第5章 確かな証拠
第6章 隠蔽をこじあける
第7章 誤認か、それとも隠蔽か
第8章 黒の三角
第9章 ディスクロージャー・プロジェクト
第10章 スキンウォーカー牧場
第11章 宇宙から来たチクタク
第12章 「ビッグ・シークレット」狩り
第13章 大統領なら知っているか
第14章 われわれは真実を受けとめられる
第15章 罪深い秘密を漏らす
第16章 「トゥ・ザ・スターズ・アカデミー・オブ・アーツ・アンド・サイエンス」
第17章 検証される未確認物体
第18章 アートのパーツ
第19章 メタマテリアルという新たな科学
第20章 宇宙飛行士と「スペースマン」
第21章 人間の手によるものではない
第22章 ゴードン・ノヴェル――これは事実かフィクションか
第23章 サルヴァトア・パイス博士の不可解な特許
[改訂版への増補]
第24章 ドアに鍵を!
第25章 史上最大の秘話……
謝辞/参考文献/注/略称一覧/訳者あとがき


【著訳者略歴】
ロス・コーサート(Ross Coulthart)
ニュージーランド出身。1985年からオーストラリアに移住。ジャーナリストとして、オーストラリアの新聞『シドニー・モーニング・ヘラルド』、テレビ番組「フォー・コーナーズ」「サンデー・ナイト」などで報道に携わったのち、オーストラリア版「60ミニッツ」(本家はアメリカCBSの看板ニュースショー)で調査報道の主任を務めた。担当した番組で、オーストラリアテレビ界の最高峰ロギー賞を受賞。個人としては、オーストラリア報道界の名誉あるウォークリー賞を5回受賞、最優秀賞であるゴールド・ウォークリーも1回受賞している(2008年)。ノンフィクション作家としては、これまでに共著を2冊、単著を4冊出版しており、そのうちの一冊で、2015年のオーストラリア首相文芸賞(歴史部門)を受賞した。

塩原通緒(しおばら・みちお)
翻訳家。立教大学文学部英米文学科卒業。訳書にスティーヴン・W・ホーキング『ホーキング・ブラックホールを語る――BBCリース講義』(佐藤勝彦監修、早川書房)、スティーブン・ピンカー『暴力の人類史』(共訳、青土社)、マーティン・リース『私たちが、地球に住めなくなる前に』(作品社)など多数。