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経済人類学入門
理論的基礎

【内容】
「経済人類学」の入門書
わが国初の初学者向けのテキスト!

◆本書の特徴
・トピックごとに、その理論的なエッセンスを紹介していくというスタイルで記述
・トピックに関連する重要なテキストを取り上げて、要点を3つに分けて解説
・図表を多用し、視覚的な分かりやすさにも配慮

経済人類学(economic anthropology)とは?
市場経済、自然環境と経済活動、農村や狩猟採集社会の在り方、さらに贈与交換といった非市場型の経済システムなど、人間の経済の全般をフィールドワークなどの人類学的な手法を用いて研究する学問である。特に、経済史家カール・ポラニーの問題意識から影響を受けて発展してきた。近年、地球環境問題に対する関心の高まりを背景に、持続可能な経済システムなどを考えるうえでも重要な分野として、再び世界的に注目を浴びている。


【内容目次】
はじめに/序論

第1部 人間の経済
1 経済人類学の問い 1-1 人間の概念/1-2 経済の定義
2 エコノミーの概念 2-1 エコノミーのコアイメージ/2-2 経済学の形成
3 充足性の論理と希少性の論理 3-1 充足性の論理/3-2 希少性の論理
4 経済と社会 4-1 経済の位置づけ/4-2 形式と実体の統合
5 経済行為の合理性 5-1 合理性の意味/5-2 合理性の範囲

第2部 経済行為の基盤
6 文化の役割 6-1 文化の見方/6-2 文化の捉え方
7 自然環境への適応 7-1 エコロジーの意味/7-2 文化進化
8 互酬の連関 8-1 贈与と連帯/8-2 多様な互酬
9 分業と協業 9-1 分業の役割/9-2 協業の役割
10 モノの時空 10-1 威信財の時空/10-2 係わりの痕跡

第3部 経済行為の再編成
11 市場志向の拡大 11-1 経済活動の倫理/11-2 行為の有償性と無償性
12 アノミーと欠乏 12-1 アノミーの中の経済行為/12-2 欠乏の中の経済行為
13 消費の格差 13-1 差異の顕示/13-2 差異の再生産
14 表象の過剰と情報の縮減 14-1 表象の過剰/14-2 情報の縮減

文献/人名索引