ロシア新戦略 ユーラシアの大変動を読み解く
ドミートリー・トレーニン 河東哲夫・湯浅剛・小泉悠訳
本体 2,800円
46判上製
ISBN 978-4-86182-379-4
発行 2012.3
【内容】
21世紀ロシアのフロントは、極東にある。ウラジオストクを、首都にする可能性すら検討される――。ロシアを代表する専門家の決定版! エネルギー資源をめぐる攻防、噴出する民主化運動、ユーラシア覇権を賭けたロ・中・米の“グレートゲーム”、そして、北方領土問題……。
2012年、ロシアは大きな転換点を迎えた。ソ連崩壊20年、プーチンの大統領の復活、そして、アラブの春につづき民主化運動も噴出した。本書は、欧米にも深いパイプを持つロシア・中央アジア研究の第一人者が、世界有数の石油・天然ガス資源の攻防、ロシア・中国・米国によるユーラシアの覇権を賭けた“グレートゲーム”、旧ソ連諸国の内情、そして日本との関係についてまとめた、21世紀ロシアとユーラシアの現在と未来を知るための必読書である。