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エリック・ホッファー・ブック

【内容】
エリック・ホッファーとは何者なのか。その数奇な人生、独自の思想を詳細に解説する世界初のホッファー哲学入門。ホッファー自身の単行本未収録エッセイ4篇、インタヴュー2篇のほか、アメリカの主要紙誌『ニューヨークタイムス』『ニューヨーカー』などを中心に同時代の貴重なホッファー論、作品評を初めて集成。

【内容目次】
1 波止場からのメッセージ――単行本未収録エッセイ
われわれが失ったもの/実用的感覚の勃興と凋落/神と機械時代/イスラエルの特殊な地位
2 アメリカ・知識人・哲学――インタヴュー
教育について(スタンフォード・エリクソン)/百姓哲学者の反知識人宣言(角間隆)
3 ホッファー頌――特別エッセイ
川村湊/山城むつみ
4 エリック・ホッファー論
ユージン・バーディック「波止場の警句家としてのエリック・ホッファー」/バートランド・ラッセル「狂信者はいかに生れるか」/エドガー・フリーデンバーグ「オンリー・イン・アメリカ」/中本義彦/矢野久美子
5 エッセイ・アンソロジー
中上健次「おどろくほど楽天的な随想」/群ようこ「『晴耕雨読』の重み」/津野海太郎「自分用の応援歌」/高橋源一郎「タカハシさん、哲学する」/ニューヨーカー編集部「『トゥルー・ビリーヴァー』以前のこと」/ウォーレス・ターナー「エリック・ホッファー80歳の死」
6 ホッファーを読む――書評による全著作解説
立花隆/柄谷行人/開高健/本間長世/御厨貴/田中優子/三浦つとむ/作田啓一/村井紀/鶴見良行/木島始/高澤秀次/北岡伸一/清水良典ほか
7 〈エリック・ホッファーと20世紀〉年表


【エリック・ホッファー】
社会哲学者・港湾労働者。1902年7月26日、ニューヨークのブロンクスにドイツ系移民の子として生まれる。7歳のとき母と死別、同年に突然失明。15歳で視力が回復。一切の学校教育を受けていない。18歳のとき父の死により係累をすべて失い、ロサンゼルスへ渡る。以後、日雇い労働者として過ごす。28歳のとき自殺未遂をきっかけにロスを離れ、その後10年間カリフォルニア州中を季節労働者として放浪生活をしながら、先々の町の図書館に出入りし独学を続けた。1941年から67年までサンフランシスコで港湾労働者として働き、読書と思索の日々を送る。64年よりカリフォルニア大学バークレー校で、週に1度政治学を講義。51年に出版された処女作『大衆運動』は世界的なベストセラーとなる。67年テレビ出演を機に全米でホッファー・ブームが巻き起こった。1983年5月20日死去。大統領自由勲章受賞。著書『波止場日記』、『大衆運動』、『現代という時代の気質』ほか。

エリック・ホッファー自伝
魂の錬金術――エリック・ホッファー全アフォリズム集
安息日の前に