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AIには何ができないか
データジャーナリストが現場で考える

【内容】
「この本は、テクノロジーができることの限界はどこにあるかを、どう理解すればよいかについて書かれている。そうした限界を理解することは、わたしたちがよりよい選択をし、また世界をすべての人にとって真の意味でよりよくしていくうえで、テクノロジーを使ってできることや、わたしたちがなすべきことについて、社会全体で対話する際の助けとなる」(本文より)。
 AlphaGo、ドローン、音声アシスタント、自動運転……。人工知能は本当のところ、いったい何ができる/できないのか? 実際のソフトウェア開発経験もある気鋭のデータジャーナリストが、コンピューターの基本的仕組みから出発して、自身の実践的取り組みや、ジェンダー・人種・格差などの社会的文脈をも交えつつ、わかりやすく解説。今、さまざまな現場で本当に起きていることを冷静に見つめ、人間×テクノロジーのよりよい未来を展望する!


【内容目次】
第1部 コンピューターはどうやって動くのか
第1章 ハロー、読者のみなさん
第2章 ハロー、ワールド
第3章 ハロー、AI
第4章 ハロー、データジャーナリズム
第2部 コンピューターには向かない仕事
第5章 お金のない学校はなぜ標準テストで勝てないのか
第6章 人間の問題
第7章 機械学習――ディープに学ぶ
第8章 車は自分で走らない
第9章 「ポピュラー」は「よい」ではない
第3部 力を合わせて
第10章 スタートアップ・バスにて
第11章 「第三の波」AI
第12章 加齢するコンピューター
謝辞/訳者あとがき/参考文献/註/索引


【著訳者略歴】
メレディス・ブルサード(Meredith Broussard)
アメリカのデータジャーナリスト。『フィラデルフィア・インクワイアラー』紙の記者や、AT&Tベル研究所・MITメディアラボのソフトウェア開発者を務め、現在、ニューヨーク大学アーサー・L・カーター・ジャーナリズム研究所准教授。『アトランティック』誌、『ハーパーズ』誌、『スレート』誌、『ワシントン・ポスト』紙などに寄稿。

北村京子(きたむら・きょうこ)
ロンドン留学後、会社員を経て翻訳者に。訳書に、P・ストーカー『なぜ、1% が金持ちで、99% が貧乏になるのか?』、P・ファージング『犬たちを救え!』(以上、作品社)、『ビジュアル科学大事典 新装版』( 日経ナショナル ジオグラフィック社、共訳)など。