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ミラノの犬、バルセローナの猫

【内容】
旅、犬・猫、読書etc.……リリカルな情景描出と音楽的な文体で綴る、9年ぶりの第3エッセイ集。

【内容目次】
1 MYSTIC SMILE/ギャレリアに響く鳥の声/カリフォルニアの夜の空気、独りであること/生き方の耐用年数。/16年前のボディ・ボーダー/さよならをいうのは僅かのあいだ死ぬことか?/フィッツジェラルドのパーティ・タイム/これを英語でいえますか?/モンテ・ナポレオーネ再訪/不安について/彼女BBのいた部屋 2 京都ワン・デイ・トリップ/「御都合主義」の福音/心地好い、郊外の風をあなたに…/クリスマス・ホワイト/むじゃきな気持ち/パーティ・コール/移動遊園地/君は、知らない/消える小説/Magic Time/死んだ猫の夢を見る。/私ではないものとしての文章 3 TV出演とヨブ記/女は顔だ(Does it work?)/海の猫たち/図と地でいえば…/『みづき』について――豊かな小説/20世紀のAuld Lang Syne♪/スノビズムと他者意識/エリート主義ということでなく。/白と黒で/地震と車と『細雪』/なぜいけないのか、というと/「歌がうまい」とはどういうことか? 4 その時“黄金の竪琴”は鳴り響く…/愛国心/ヒッチコックと谷崎/荷風、なんやかや/Fly me to the moon/日本は世界の希望なのか?/阪急ファイブが青春だった/終わりの魔法/それが彼女の好きのいい方/ミラノの犬、バルセローナの猫

【著者紹介】
平中悠一(ひらなか・ゆういち)小説家。1965年生まれ。18歳の時「"SHE'S RAIN"」で文藝賞受賞。著書に『アイム・イン・ブルー』、『僕とみづきとせつない宇宙』、『ポケットの中のハピネス』、『愛のことば』(作品社)など。寡作だが、詩のように厳選されたことばで独特の言語空間を創り、熱心な読者に根強く支持され続けている。訳書に、パトリック・モディアノ『失われた時のカフェで』(作品社)。