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巴里の雨はやさし

【内容】
文芸評論家・富岡幸一郎氏推薦!
1923年、大正12年の関東大震災から時を経てフランスはパリの都に渡った一人の日本人。ベルエポックと呼ばれた20世紀の麗しの時代は、欧州の戦乱で失われたが、我が主人公はヴァイオリンを片手に、新たなふらんす物語を紡ぎ出す。パリジェンヌとの恋は成就するのか。波瀾万丈の日仏混合のコメディであり、小説のキュービズムがここに誕生する。


アーネスト・ヘミングウェイ、パブロ・ピカソ、アルフレッド・コルトー。…その仕事ぶりは文学全集、美術館、SPレコードで味わうことが出来るけれど、こまったことに、ご本人にお会いしたい、どうしても顔を見たい。/それで思いついたのが、1920年代のパリを舞台に小説を書き、そこへ三人を登場させるという仕掛け。舞台の主役ではなく、その彩りとして。/主役は日本青年とフランス娘。/巨匠がたは浴びるほどの喝采を受けたのですから、今回は脇に回り、名も無き若い二人に花を持たせてください。(「まえがき」より)