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絵画を生きて――月の消息

【内容】
御伽噺の色と形は伝統を今に生きる死活の方法だ――西部邁(評論家)
鎌倉に、夭折の美人画家がいた。
絵画を愛し、酒を愛し、路地裏の一軒家で料理の腕を振るい、恋に生きては、ひたすら絵を描きながら、貧困のうちに倒れた日本画家瓜南直子

栞文執筆者:秋山祐徳太子(美術家)、城戸朱理(詩人)、富岡幸一郎(文芸評論家)、中原蒼二(鎌倉・ヒグラシ文庫主人)、伴清一郎(画家)、藤沢周(小説家)、盛田隆二(小説家)

【内容目次】
第1章 兎神国の国造り
第2章 日々、発酵し熟成するもの──「瓜南直子のブログ」より
第3章 寝目物語
第4章 心に焼きついた詩の一行のように
第5章 味のスケッチ
第6章 絵の神様が、私を手放すはずはないんだ──「ノート/日記」より
瓜南直子略歴
瓜南直子書誌
あとがき

瓜南直子(かなん・なおこ)1955年石川県生まれ。画家。1981年、東京藝術大学美術学部工芸科(鍛金専攻)卒業。1982年より鎌倉に住む。2012年6月逝去。絵を担当した著作に、『ねこが見た話』(福音館書店)、『ぼっこ』(偕成社)、『あやしが丘のおばけらんど』(文研出版)などがある。青幻舎より画集が近刊予定。