別冊早稲田文學(2)
早稲田文学会編
本体 4,000円
A5判函入並製
ISBN 978-4-86182-126-4
発行 2007.4
【内容】
現存最古の文芸雑誌「早稲田文学」。その116年の歴史から、埋もれた名作や単行本未収録の稀少作を集めたアーカイヴ第二弾。ここでしか読めない日本近現代文学稀世の作、満載。
【内容目次】
第一部 早稲田の文学 一八九一〜
◎作品
永井荷風「監獄署の裏」(明治42年3月号)
内田魯庵「今年の文藝界に在つて最も印象の深かつた事「泥人形」「黴」其他」(明治44年12月号)
谷崎精二 「谷崎潤一郎氏に呈する書」(大正2年4月号)
松井すま子 「店の人」(大正2年6月号)
牧野信一 「浪曼的月評」(昭和10年4月号)
川崎長太郎 「餘熱」(昭和10年10月号)
坂口安吾 「牧野さんの祭典によせて」(昭和11年5月号)
井伏鱒二 「青木南八──自叙傳(三)――」(昭和11年7月号)
尾崎一雄 「玄関風呂」(昭和12年6月号)
浅見淵 「中野重治について」(昭和12年10月号)
後藤明生 「笑い地獄」(昭和44年2月号)
日野啓三 「悠々たる文体の成功 書評・李恢成『われら青春の途上にて』」(昭和45年11月号)
村上春樹 「パン屋襲撃」(昭和56年10月号)
「『蒲団』合評」 小栗風葉・正宗白鳥・徳田秋江・片上天弦・水野葉舟・松原至文・中村星湖・相馬御風・星月夜(明治40年10月号)
第二部 早稲田の文学 二〇〇七
武良史織「屋根わたり」
石居航「砂の声」
舛田麻奈「鈴木ほかwonder2006」
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