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縄文論

【内容】
芸術の起源にして社会の起源に立ち還り、人間の思考と表現のあり方を相対化しつつ新たな創造と思索の地平を切り拓く!
人間の思考と存在の起源!

『縄文論』として一冊にまとめられたこの書物は、人間にとって原型的な存在の在り方、原型的な思考の在り方、原型的な表現の在り方を問うたものである。人間の根源、そのはじまりの場所を問うた書物である。同時に、それは「私」というこの固有の存在の起源、そのはじまりの場所を問うた書物ともなった。
なぜわれわれはこのように在り、このように思考し、このように表現しているのか。おそらく、そうした巨大過ぎる問いに、明瞭な答えなど出せるはずはない。しかし、そうであるがゆえに、あるいは、そうであるからこそ、人間は問うことやめることができないのだ。狭義の批評とは、そして広義の表現とは、そのような営為であったはずだ。
(「はじまりの場所へ――『縄文論』序」より)