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ソ連を崩壊させた男、エリツィン
帝国崩壊からロシア再生への激動史

【内容】
ソ連崩壊/ロシア連邦誕生30周年。
この男がいなければ、世界史的転換は起きなかった。
新たな歴史史料・当事者の回想をもとに、20世紀最大の激動史の真相を描く。

 ちょうど30年前、核を持った社会主義の超大国が、世界地図からなくなる衝撃的事件が起こった。人口3億近い大国が、共産主義という理念とともに消え失せ、代わりにエリツィン率いるロシア連邦が後継国家となる事態が、なぜ起こったのか? 20世紀最大の政治運動・体制であった共産主義を終わらせたエリツィンとは、いかなる人物だったのか?
 その背景には、共産主義と自由、イデオロギーとアイデンティティ、世界戦争と東西冷戦という20世紀的なリアリティをめぐる対立が介在する。それらを一挙に転換し世界の次元を変えた、矛盾に満ちた政治家エリツィンを通じて、現代ロシア政治の位相を捉え直す試みが本書である。この30年間に現れた歴史史料や同時代人の回想を取り込みつつ、エリツィンとロシア再生の苦闘を再構成しよう。(「はじめに」より)