日本の名随筆 61 万葉・一
中西進 編
本体 1,800円
B6判上製・スリーブ函入り 256p
ISBN 4-87893-961-3
発行 1987.11
【構成・体裁】
●近・現代の日本の名随筆を、テーマ別に集大成
●全200巻におよぶ、本邦随筆アンソロジーの金字塔
●「人生の達人」による珠玉の随筆を厳選し、各巻に平均三十数編収録
●装丁・菊地信義/巻頭口絵
●巻末に編者あとがきと執筆者紹介および出典を収載
●付録のテーマ別ブックガイドにより、さらに深い読書へも案内
【内容目次】
犬養孝 有馬皇子・高市黒人
入江泰吉 雲流るる空に
上田正昭 布留の社
岡野弘彦 秋山われは
西郷信綱 中皇命
齋藤茂吉 人麿の妻
佐佐木幸綱 詩と自然
白洲正子 斎宮(いつきのみや)のたどった道
杉本苑子 挽歌
田辺聖子 恋の奴
都筑省吾 虹
中西進 万葉にあらわれた女とくらし
野島秀勝 万葉の恋の身振り
橋本達雄 伊勢行幸の時 京に留まる歌
馬場あき子 野守はみずや・春過ぎて夏来たるらし
藤井清 月夜
辺見じゅん 壬申の乱をめぐる女性たち
堀辰雄 「死者の書」−古都における、初夏の夕暮れの対話
堀内民一 高円の野の上の宮
前登志夫 人麻呂の抒情−他界の眼
山本太郎 山の辺の路
山本藤枝 挽歌の二上山