日本の名随筆 39 藝
芝木好子編
本体 1,800円
B6判上製・スリーブ函入り 256p
ISBN 4-87893-939-7
発行 1986.1
【構成・体裁】
●近・現代の日本の名随筆を、テーマ別に集大成
●全200巻におよぶ、本邦随筆アンソロジーの金字塔
●「人生の達人」による珠玉の随筆を厳選し、各巻に平均三十数編収録
●装丁・菊地信義/巻頭口絵
●巻末に編者あとがきと執筆者紹介および出典を収載
●付録のテーマ別ブックガイドにより、さらに深い読書へも案内
【内容目次】
芥川龍之介 龍村平藏氏の藝術
安東次男 夕千鳥
石川淳 小林如泥
大岡信 ものをつくること
大谷晃一 指物師
大原總一郎 壺屋の甕勝負(かみしゅうぶ)
大村仙秀 経師屋
岡部伊都子 京ろうそく
金津滋 日の出団扇と母
鏑木清方 菓子の会
河井寛次郎 町の神々
北大路魯山人 なぜ作陶を志したか
栗田勇 武具−この聖なるもの
幸田露伴 名工出世譚
佐多稲子 人形の由来
芝木好子 千代紙 折紙
志村ふくみ 色と糸と織と(抄)
寿岳文章 技術の秘密
白洲正子 黄楊(つげ)の小櫛(おぐし)−松山鉄男
鈴木信太郎 篆刻遊戯
薄田泣菫 価
相馬御風 実物と模型
高村光太郎 蝉を彫る [巻頭詩]
團伊玖磨 鼈甲
辻村ジュサブロー 恐ろしい人形、ハッピイな人形
中里恒子 古代ガラス、今ガラス、ガラスの瓶
中村清兄 手馴草風流譚(おうぎのはなし)
中山義秀 名工
古井由吉 手のはたらき
水尾比呂志 竹工の美
宮尾登美子 伊賀の表具屋さん
三好達治 オルゴール
八木一夫 土器の世界
柳宗悦 工藝の美(抄)
山中智恵子 水扇など