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資本の〈謎〉 世界金融恐慌と21世紀資本主義

【内容】
なぜグローバル資本主義は経済危機から逃れられないのか? この資本の動きの〈謎〉を説き明かし、恐慌研究に歴史的一頁を加えた世界的ベストセラー!

世界の経済書ベスト5(2011年度Guardian紙)。
12カ国で翻訳刊行。

日本語版解説:伊藤誠《『資本の〈謎〉』の謎解きのために》

 本書は“資本の流れ”(キャピタル・フロー)に関する著作である。資本は、資本主義と呼ばれる社会の内部を流れる、生きた血液である。ところが、経済学者や政治家は、心臓部で生じた大異変に対して、その血液の流れの体系的な性格をまったく把握することなく、対症療法のみに明け暮れている。私は、資本の流れの分析をもとに、現在の経済危機への正確な理解を導き出したい。(「序文」より)


「ガーディアン」(books of the year 2011「世界の経済書ベスト5」)
なぜ経済危機が発生したのか? 我々はどうしたらよいのか? これが現在、経済書に求められている二大テーマである。(……)本書は、世界金融のメルトダウンを、キャピタル・フローの詳細な分析によって明らかにすることに成功している。  

「フィナンシャル・タイムス」
ハーヴェイは、驚くべき大胆さと詳細な分析によって、現在のグローバル経済の構造とその危機の〈謎〉を説き明かしていく。今後、歴史的な評価を得ていくであろう最重要文献である……。  

「インデペンデント」
現在の経済危機は、資本主義システムの内在的原因から発生しており、歴史的に周期的に訪れてきた構造的危機の最新段階である。では、今回の危機は、システム破綻に向かうのか、または、さらなる跳躍への自己更新となるのか? 本書は、経済恐慌の研究に、新たに歴史的な一頁を加えた。  

「パブリッシャーズ・ウィークリー」
ハーヴェイは、世界的な評価を得た『新自由主義』に続き、本書では、金融危機から債務危機に突き進むグローバル資本主義の〈謎〉の解明に挑戦した。歴史的・地理的に壮大な視野から厳密な分析を行なっているが、論述はきわめて明解である。

【著者紹介】
デヴィッド・ハーヴェイ(David Harvey) ジョンズ・ホプキンス大学教授、オックスフォード大学教授を経て、現在、ニューヨーク市立大学教授。専攻:経済地理学。論文が引用されることが、世界で最も多い地理学者である。2005年刊行の『新自由主義』は、高い評価を得るとともに、世界的ベストセラーとなった。2008年には、『資本論』の講義を撮影した動画をインターネットで一般公開したが、世界中からアクセスが殺到し、現在の世界的なマルクス・ブームを巻き起こすきっかけとなった。『資本の〈謎〉』は、『ガーディアン』紙の「世界の経済書ベスト5」(2011年)に選ばれ、また「ドイッチャー賞」を受賞している。 邦訳書に、『新自由主義――その歴史的展開と現在』、『〈資本論〉入門』』(以上作品社)、『パリ――モダニティの首都』(青土社)、『ニュー・インペリアリズム』、『ポストモダニティの条件』、『都市の資本論――都市空間形成の歴史と理論』(以上青木書店)、『空間編成の経済理論――資本の限界(上・下)』(大明堂)ほか。