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愛国者の座標軸

【内容】
「日本一の愛国者」は、現代日本の争点をどのように見てきたか。過激でいながら人に優しい「新右翼のカリスマ」による現在の社会/政治状況を読み解くための基の書。入魂の評論集!

【内容目次】
2003年 「日本の夜明け」は来るのか/世界の危機のなかで、日本は何ができるのか/私の言う通りでした、「国賊征伐隊」の正体は 2004年 「史的唯幻論」の時代です/イラク問題では次から次に大事件が勃発だ/人質が全員帰ってきた今だから言えること/週刊誌は怖い。封印していた「事件」までが暴露された/ベトナム戦争の脱走兵は恩赦令で皆、帰国したのに……/曾我さんとジェンキンスさん、娘さんたちとの再会/思想同一性障害。あるいは思想的進化論をめぐる哲学的考察/小泉首相の証しは、どこに生きているのだろうか/これは革命だ。JR東労組の松崎明さんと対談してるぜよ/ビラ配布事件と田代さん事件。二つの裁判物語 2005年 大変だ。事件だよ。警察だよ。新年早々……/真面目に、靖国問題を考える/「自殺」は世界の歴史と思想を読み解くキーワードだ/日教組の委員長と、対談をした!/思想が音をたてて、カチッとかみ合っていく/二つの放火事件/何で死んだんだ! 天才作家・見沢知廉氏を惜しむ/「見沢知廉さんをしのぶ会」の報告です/「君が代」と「日の丸」/「安全・平穏」さえあれば、「自由」はなくてもいいのか! 2006年 愛国者はそんなに偉いのか/重信房子さんに判決――革命と民族と歌と/誰が愛国心を教えるのか/いいじゃん。「君が代」の替え歌だって/もちろん、「お言葉」の政治利用は避けるべきだろうが……。/やられた人でないと分からんよ。放火の恐怖は……/英霊を静かに眠らせよ/保守派からも始まった靖国神社批判/不忠な人間たち/おめでとうございます――紀子さま男子ご出産/もっとご自由に/やはり「噂」は本当だったんだ/元赤軍派と民族派の友情/驚きました。「皇太子妃」反対運動がこんなに激しかったなんて……/テロはなくせる/生まれて初めてですよ。新聞にこんなに大きく取り上げられたのは/甦る赤尾敏/北朝鮮への憧れ/「不敬芝居」と「天の声」/「新硬派の時代」が始まった/「不敬表現」と「マスコミの力」/愛国心のある教育者が多い!?/公安はもう必要ない 2007年 二三〇年前から続く「愛国心」/「愛国的髪形」とは何か? 大正一三年の国民的大論争を考える/首都騒乱! 政府転覆!/元気です! 「アンダーワールド」な人たち/投票と民主主義と私/ニューヨーク・レポートその一/「まるで丸山真男ですね」と言われちゃいました――ニューヨーク・レポートその二/私も「自由の女神」になっちゃいました――ニューヨーク・レポートその三/偉大なる革命家への謝罪文/スパイは悲しいやね

【著者紹介】
鈴木邦男(すずき・くにお)1943年福島県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。70〜73年、産経新聞社勤務。学生時代から右翼・民族運動に飛び込み、72年に一水会を創設。新右翼の代表的存在。99年12月に一水会代表を辞任し、顧問に就任。著書に『夕刻のコペルニクス』(扶桑社)、『新右翼』(彩流社)、『公安警察の手口』(ちくま新書)、『言論統制列島』、『超日本国憲法』(以上講談社、共著)、『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)他多数。