少女愛
宮島鏡
本体 1,600円
ISBN 4-86182-031-6
発行 2005.04
【内容】
人はなぜ、いたいけな少女を愛してしまうのか。「ロリコン」の歴史的背景を丹念に検証し、幼い女の子に愛を抱いてきた人間たちの心を考察する。“「ロリコン」とは何か”を知るための必読書。
【本書で取り上げた人物・事象など】
奈良小一女児誘拐殺害事件/ナボコフ小説『ロリータ』/キューブリックの映画『ロリータ』/美術史家ジョン・ラスキン/ルーカス・クラナッハ/チャールズ・チャップリン/「健康優良児童」の選定/アドルフ・ヒトラー/戦時下の少女たち/財閥令嬢誘拐事件/一休宗純/『少女と恋愛する方法』/M事件/ネクロフィリア/スクール・ハラスメント/メーガン法/少女の等身大フィギュア/少女のダッチワイフ/少女を愛する女性/ロリータ・ハンター/デンマーク児童性愛者協会/ゴシック&ロリータ/新潟少女監禁事件/手塚治虫『奇子』/べアトリーチェ・チェンチ/「萌え」を考える/ヘンリー・ダーガーetc...
【著者紹介】
宮島鏡(みやじま・かがみ)1979年東京生まれ。『少女と恋愛する方法』、『人を呪い殺す方法』がインターネットのみの販売で大ヒット。著書に『呪い方、教えます。』、『呪術者になる!』(共に作品社)、『祈りと儀式の本格恋まじない』(宝島社文庫)など。