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ネグリ生政治的自伝

【内容】
「赤い旅団」から〈帝国〉まで――

《初めて明かされる、ネグリの思想の核心と人生のすべて》
★アウトノミアから、『帝国』、「9・11」後世界まで、 ネグリの哲学・思想のキイ・コンセプト――。
★「赤い旅団」から、逮捕、亡命生活、 そしてイタリアへの帰還・再逮捕まで、波瀾にみちた人生と政治活動――。

21世紀の新たな世界像を分析した『帝国』によって、今、世界が最も注目する思想家ネグリ。グローバル化に抗する彼のダイナミックな哲学・思想は、激動する政治状況との関わりと波瀾にみちた人生との中からつむぎ出されたものである。本書は、これまで伝説のように語られながらも詳細は謎のベールに包まれたままだったその政治活動から、『帝国』にいたる思想・哲学のキイコンセプトについて赤裸々に語った、初めての自伝である。

【著者・訳者紹介】
アントニオ・ネグリ 1933年生まれ。イタリアの思想家。1970年代、イタリア全土を揺り動かした新左翼的民衆運動「アウトノミア」の理論的リーダーとして注目される。テロリスト「赤い旅団」によるモロ首相の暗殺事件が発生、イタリア政府は運動の沈静化を狙って、無関係のネグリをでっち上げ逮捕。ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』は、70年代イタリアの政治状況を中世の教会に仮託して描いたものであり、ネグリをモデルとした人物も登場している。ところがネグリは、獄中から国会議員に立候補し、当選を果たす。そして議員特権により釈放され、フランスへと政治亡命に成功。パリでは、ドゥルーズ、ガタリなどの支援を受け、パリ第8大学で教鞭を執る。1997年、自主的にイタリアに帰国し、空港で再逮捕・再収監。現在は仮釈放の状態で、自宅で旺盛な執筆活動に励む。欧州・アメリカのみならずアジアでも大きな反響を呼んでいる。邦訳に、『構成的権力』(松籟社)、『転覆の政治学』(現代企画室)、『未来への帰還』(インパクト出版会)など。
杉村昌昭 龍谷大学教授。専攻:フランス文学・思想。ネグリやガタリの思想を日本に紹介してきたパイオニア。主な訳書:ネグリ『構成的権力』(松籟社)、ネグリ『未来への帰還』(インパクト出版会)、ガタリ『分子革命』(法政大学出版局)ほか多数

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