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法哲学講義

【内容】
ヘーゲルは1817・8年のハイデルベルグ大学に始まり1824・5年のベルリン大学に至るまで、都合5回の「法哲学講義」を行っているが、本書はそのベルリン大学での2年間にわたる最終講義をそのまま復元したもの。ヘーゲルはこれらの講義の教材として1820年に『法哲学要綱』を出版しており、講義はこれを参照しながら解説をする形で進められた。
これまで刊行された『法哲学』のテキストは、基礎文献たる『法哲学要綱』に各編者が様々な講義録から解説部分を要約して引用し、「補遺」として挿入したもの。そのため普通に通読するためには困難な、資料集のような形態であった。
講義をそのまま復元する本書はヘーゲル自身の生きた論理による『法哲学』の解説であり、国家ならびに法(正義)にかんするヘーゲルの最終到達点を示して従来のヘーゲル解釈の変更を迫る画期的な仕事である

【内容目次】 
 
 はじめに
  1.自然法と法学
  2.法哲学と実定法の理論
  3.歴史的な定義(法)論 序論 法(正義)の概念
  意思の概念
  章立て
第1部 抽象的な正義(法)
  第1章 財産 
   A.所有
   B.物の使用
   C.財産の譲渡
  第2章 契約
  第3章 不法
   A.無邪気な不法
   B.詐欺
   C.強制と犯罪
第2部 道徳
  第1章 企てと責任
  第2章 意図としあわせ
  第3章 善と良心
第3部 共同体の論理
  第1章 家族
   A.結婚
   B.家族の財産
   C.子供の教育と家族の解体
  第2章 市民社会
   A.欲求の体系
    (a)欲求と満足のありかた
    (b)労働のありかた
    (c)財産
   B.司法活動
    (a)法律となった法(正義)
    (b)法律の現実性
    (c)裁判
   C.社会政策と職能集団
    (a)社会政策
    (b)職能集団
  第3章 国家
   A.国内法
     T.国内体制
       (a)君主制
       (b)統治権
       (c)立法権
     U.対外主権
   B.国際法
   C.世界史
法哲学要綱(主文)
 まえがき
 序論 法(正義)の概念
 第1部 抽象的な正義(法)
 第2部 道徳
 第3部 共同体の論理
 人名索引
 訳者あとがき

【訳者紹介】
長谷川宏1940年、島根県生まれ。1968年、東京大学文学部哲学科博士科修了。  
主要著書=『ヘーゲルの歴史意識』(紀伊國屋書店)『格闘する理性』『同時代人サルトル』(河出書房新社)  
主要訳書=ヘーゲル『美学講義(全三巻)』『精神現象学』(作品社)、フッサール『経験と判断』、ヘーゲル『哲学史講義』(河出書房新社)、ヘーゲル『歴史哲学講義』(岩波文庫)