フェルディナン・ド・ソシュール
〈言語学〉の孤独、「一般言語学」の夢
互盛央
本体 9,000円
*2024年2月の重版に伴い、定価を改定いたしました。
ISBN 978-4-86182-243-8
発行 2009.7
【内容】
第22回和辻哲郎文化賞(学術部門)受賞!
第27回渋沢・クローデル賞受賞!
ソシュールの〈一般言語学〉を、学の極限を生きた一人の人間の思想劇として、綿密、壮大に描き出す。前田英樹氏推薦!
互盛央氏の大著を推す
「互盛央氏のこの本は、ソシュールの〈一般言語学〉を、学の極限を生きた一人の人間の思想劇として、綿密、壮大に描き出すことに成功している。このような人間を、ただ天才と呼ぶだけでは余りに不十分であり、彼の言語学を、ただ独創的と呼ぶだけでは何の意味もない。互氏の力いっぱいの論考を辿っていけば、誰もがその思いを深めていくことだろう。ソシュール論は、なぜ日本でこれほどまでに本質的になるのか、改めて不思議になった」
前田英樹(立教大学教授・フランス思想)