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現象学の根本問題

【内容】
哲学は存在についての学である。未完の主著『存在と時間』の欠落を補う最重要の講義録。アリストテレス、カント、ヘーゲルと主要存在論を検証しつつ、時間性に基づく現存性の根源的存在構造を解き明かす。存在論の基礎理論待望の木田元訳。

存在論の方法は、方法であるといっても、存在そのものへと一歩一歩近づき、その諸構造を仕上げていくことにほかなりません。……ある方法が真正なものであって、対象へと近づけさせてくれるまさにそのときには、この方法に基づいて遂行させてくれる前進やしだいに根源性を増してゆく開示は、これらを得させてくれる当の方法を必ずや古びさせてしまいます。学問や哲学において唯一真に新しいものは、真正な問いかけとそれに奉仕する物事との格闘だけなのです。――本文より