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悪霊論

【内容】
ドストエフスキーの金字塔『悪霊』とその主人公ニコライ・スタヴローギン。豊かな資産と類稀な美貌、透徹した頭脳と抜群の体力に恵まれた青年が辿る頽廃と自殺への軌跡。
現代人のエゴセントリズムが生み出す悲劇への道筋を緻密に描く鏤骨の人間論。

【内容目次】
・序論
 @問題意識 Aバフチンと構造主義の出会い Bバフチン批判 Cドストエフスキーをどう読むのか
・第一章 創作過程
 @傾向小説か A復活物語か B信仰獲得の挫折
・第二章 ニコライ・スタヴローギン
 @ニコライ少年 A放蕩無頼な暮し B町での大スキャンダル C余計者の系譜
 D自我の崩壊へ向って
・第三章 結婚事情
 @教会の出口で A鞭身派のマリヤ Bニコライがマリヤと結婚した事情 Cマリヤがニコライと結婚した事情
・第四章 マリヤ殺し
 @マリヤの「出産」 Aなぜ殺されたのか
・第五章 ダーシャへの手紙
 @ニコライの自殺 A三つの自殺 B『作家の日記』 C徒労に終わる思考
・第六章 庵室でチホンとの面談
 @若干の書誌学的考察 A暗い思い不安を胸にして Bチホンとの会話
・第七章 スタヴローギンの告白
 @マトリョーシャの折檻 A凌辱の現場 B少女の縊死 C悲劇の完結へ Dチホンの限界

【著者紹介】
藤倉孝純1937年、東京都に生まれる。1962年、中央大学卒業後、早稲田大学文学部哲学科に学士入学。1964年、同大学中退。中央大学在学中、60年安保闘争に参加。以後、「現状分析研究会」「マルクス主義研究会」の会員として活動。出版反戦青年委員会の中心メンバーとして、70年安保闘争に参加。現在「ドストエーフスキイの会」会員。著書、『民族問題とレーニン』(BOC出版部・高梨純夫のペンネーム)、『神なき救済 ドストエフスキー論』(社会評論社)その他多数。