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金原瑞人選オールタイム・ベストYA
象使いティンの戦争

【内容】
ベトナム高地の森にたたずむ静かな村で幸せな日々を送る少年象使いを突然襲った戦争の嵐。家族と引き離された彼は、愛する象を連れて森をさまよう……。日系のニューベリー賞作家シンシア・カドハタが、戦争の悲劇、家族の愛、少年の成長を鮮烈に描く力作長篇。

【著者・訳者・選者紹介】
シンシア・カドハタ(Cynthia Kadohata)1956年シカゴ生まれの日系三世。『七つの月』(荒このみ訳、講談社)で注目を浴びる。『きらきら』(代田亜香子訳、白水社)でニューベリー賞を受賞。
代田亜香子(だいた・あかこ)神奈川県生まれ。立教大学英米文学科卒業後、会社員を経て翻訳家に。訳書にとむらう女』、『私は売られてきた』(作品社)など。
金原瑞人(かねはら・みずひと)岡山市生まれ。法政大学教授。翻訳家。ヤングアダルト小説をはじめ、海外文学作品の紹介者として不動の人気を誇る。著書・訳書多数。

【金原瑞人選オールタイム・ベストYAシリーズ】
ロレッタ・エルスワース『とむらう女』へ
ジョーン・バウアー『希望(ホープ)のいる町』へ
パトリシア・マコーミック『私は売られてきた』へ
クリスティーナ・ガルシア『ユミとソールの10か月』へ
マーカス・セジウィック『シーグと拳銃と黄金の謎』へ
キャスリン・アースキン『ぼくの見つけた絶対値』へ
ジョン・ボイン『浮いちゃってるよ、バーナビー!』へ