哲学/思想/宗教

世界
日本
異端と逸脱の文化史

世界
日本

世界
日本

小説
金原瑞人選オールタイム・ベストYA
評論/エッセイ
詩歌

映画/演劇
音楽
美術
画集/作品集

スポーツ
ワイン/酒
趣味/実用その他

新約聖書 訳と註

本巻
別巻

加賀乙彦長篇小説全集
辻章著作集
川村湊自撰集
ジェンダー研究のフロンティア
知の攻略 思想読本



補陀落
観音信仰への旅

【内容】
母なる神=観音の浄土を求めて

補陀落は観世音菩薩の治める浄土。現世の災厄を逃れて、また衆生の救済を求めて、帰らぬ旅に出た者達がいた。那智勝浦から中国舟山列島、さらに韓国・インドの古跡を訪ね、歴史に潜む民衆の悲嘆の夢を探る。

【著者紹介】
川村湊(かわむら・みなと)1951年北海道生まれ。法政大学法学部政治学科卒業。韓国・東亜大学助教授を経て、現在、法政大学国際文化学部教授。文芸評論家。1980年、「異様なるものをめぐって──徒然草論」で群像新人文学賞受賞。1995年、『南洋・樺太の日本文学』で平林たい子文学賞受賞。他の著書に、『海を渡った日本語』、『戦後文学を問う』、『ソウル都市物語』、『妓生――「もの言う花」の文化誌』、『村上春樹をどう読むか』、『牛頭天皇と蘇民将来伝説』(以上作品社)、『日本の異端文学』など。