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「ウルトラマリン」の旅人
渡良瀬の詩人 逸見猶吉

【内容】
足尾銅山鉱毒事件の被害を受けた渡良瀬に生まれ、38歳で満州の地に没した逸見猶吉。
“日本のランボー”と称された夭逝の詩人の生涯を描く、書き下ろし長編小説。


彼は二十三歳のときに、詩誌『学校』に連作詩「ウルトラマリン」の第一部「報告」を発表し、ついで第二部「兇牙利的」、さらに第三部「死ト現象」を合わせて『学校詩集』に寄稿した。(…)真っ先に第一部「報告」を目にした草野心平は、「あの詩を読んだ時私は寒気がした。私は感動で震えた。その当時あれ程私を驚かした詩はほかになかった」と言い、また当時『新詩論』を出していて、自らも独自の美学を詩に確立するべく身を削っていた吉田一穂は、「この詩は青天に歯を?く狼のような不穏な熱情を感じさせる、氷の歯をもったテロリストだ」と絶賛した。その他にも、猶吉の詩からまるで電流に触れたような衝撃を受けたと言う詩人が次々と出はじめた。――本書より

【内容目次】
第一章 青春
第二章 満州
第三章 和田日出吉
第四章 隣人
第五章 鎮火
参考文献
あとがき


【著者略歴】
秋山圭(あきやま・けい)
東京生まれ。青山学院大学英文科卒。多摩女性史研究会所属。「田中正造に学ぶ会・東京」所属。著書に、『葭の堤 女たちの足尾銅山鉱毒事件』(作品社)、『源内櫛を挿す女』、『小説 千葉卓三郎』、『いとしきものすこやかに生まれよ』(歴史浪漫文学賞創作部門優秀賞)、『銅版天狗』(新風舎出版奨励賞)、『丘に鳴る風』(埼玉文芸賞準賞)などがある。