日本の名随筆 22 笑
桂米朝編
本体 1,800円
B6判上製・スリーブ函入り 260p
ISBN 4-87893-922-2
発行 1984.8
【構成・体裁】
●近・現代の日本の名随筆を、テーマ別に集大成
●全200巻におよぶ、本邦随筆アンソロジーの金字塔
●「人生の達人」による珠玉の随筆を厳選し、各巻に平均三十数編収録
●装丁・菊地信義/巻頭口絵
●巻末に編者あとがきと執筆者紹介および出典を収載
●付録のテーマ別ブックガイドにより、さらに深い読書へも案内
【内容目次】
芥川比呂志 笑いたい
飯沢匡 ジョークの鼓吹−『開口笑話』の重要性
池田彌三郎 三遊亭円朝
井上ひさし 喜劇による喜劇的自己矯正法
岩城宏之 そんなジョークはごかんべん
宇井無愁 笑話から落語へ
植草甚一 ミシェル・ラゴンの漫画論
内田百閨@ フロツクコート(抄)
宇野信夫 おぼえ帖から
江國滋 誇張のおかしさ
遠藤周作 困った虫
興津要 あたらしき笑いの季節
小沢昭一 笑わせ業始末
織田正吉 『百人一首」の笑い
開高健 協力はすれども
開高健 戦争と平和
桂米朝 落語のサゲ
小泉八雲 日本人の微笑(抄)
後藤明生 盗人のひるね
阪田寛夫 はのは [巻頭詩]
茂山千之丞 福の神の笑い
鶴見俊輔 エンタツ・アチャコの登場
徳川夢聲 新ムサシノ開館騒動
夏目漱石 正岡子規
服部公一 夏の屁よ……
花田清輝 風刺とナンセンス
はらたいら 笑いを誘発させるいたずら
福田定良 ベットンを買わされるまで
富士正晴 歯歯歯歯歯
舟崎克彦 コモンセンスとしてのナンセンス
正岡容 初代桂春団治研究
柳田國男 女の咲顏
吉田健一 笑ひ
和多田勝 米団治の解釈