日本の名随筆 別巻42 家族
久世光彦 編
本体 1,800円
B6判上製・カバー装 256p
ISBN 4-87893-862-5
発行 1994.8
【構成・体裁】
●近・現代の日本の名随筆を、テーマ別に集大成
●全200巻におよぶ、本邦随筆アンソロジーの金字塔
●「人生の達人」による珠玉の随筆を厳選し、各巻に平均三十数編収録
●口絵・岡部一彦/装丁・菊地信義/装画・本くに子
●巻末に編者あとがきと執筆者紹介および出典を収載
●付録のテーマ別ブックガイドにより、さらに深い読書へも案内
【内容目次】
太宰治 桜桃
大木惇夫 緑地ありや 第十一章
吉田絃二郎 八月の星座
中勘助 蜜蜂 七月二十四日
志賀直哉 末つ児
中原中也 亡弟
幸田文 相向いの座
正岡子規 仰臥漫録 明治三十四年九月二十日〜二十一日
尾崎一雄 男児出生 一
山之口貘 あとの祭り
外村繁 打出の小槌
壺井栄 一つ身の着物
檀一雄 家出のすすめ
吉行和子 兄のこと
中井英夫 父の笑顔
池波正太郎 母
向田邦子 子供たちの夜
武田百合子 雛祭りの頃
本間千枝子 食卓のある風景(抄)
阿部昭 家族の一員
黒井千次 家族の森への踏み込み
亀井勝一郎 家族といふもの
藤原新也 ファミリー
田辺聖子 仕事と家族
関川夏央 むかし大掃除というものがあった
群ようこ あっけらかんと、さようなら
久世光彦 夾竹桃の花咲けば