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B級ノワール論 ハリウッド転換期の巨匠たち

【内容】ジョゼフ・H・ルイス、アンソニー・マン、リチャード・フライシャー。三人の巨匠の経歴と作品を精緻に分析し、ハリウッド古典期から現代期への転換点としての「B級ノワール」のいまだ知られざる全貌を見はるかす、画期的書き下ろし長篇評論。
【蓮實重彦氏、激賞!】 DVDの普及が、アメリカ映画に対する新たな視点の構築を21世紀の日本で可能にしたことを、まずは祝福したい。いまから半世紀以上も前のいわゆる「B級」映画と「フィルム・ノワール」を論じる著者の、これがはじめての著作であることにも率直な悦びを表明する。その著者が「B級ノワール」を分析するマトリックスとして、ジョゼフ・H・ルイスとアンソニー・マンとリチャード・フライシャーという三人の映画作家を選びとったことにも心からの賛辞を送りたい。人々は、ハリウッド映画についてまだまだ何も知らない。そのことを知らしめただけでも、本書の価値は計り知れないと断言する。――蓮實重彦(映画評論家)

【目次】まえがき
序論 B級ノワール概説
第一章 B級ノワールにおける実験性――視覚的表現主義者ジョゼフ・H・ルイス
 (1)ワゴン・ホイール・ジョーの変貌
 (2)ディープ・フォーカス、窓、分身
第二章 B級ノワールにおける古典性――ミニマリスト、アンソニー・マン
 (1)アナクロニックな誠実さ 「作家」アンソニー・マンの悲劇と栄光
 (2)パッションとアクション
第三章 B級ノワールにおける現代性――視覚的原理主義者リチャード・フライシャー
 (1)最後のB級ノワール作家――リチャード・フライシャーの歴史的位置
 (2)「イメージ」の権能――映画において「見える」ことは自明なのか
結論 イメージのアナクロニズムのために
B級ノワール主要作品解説/B級ノワール人物事項解説/あとがき/索引

【著者紹介】吉田広明(よしだ・ひろあき)1964年生まれ。映画評論家。雑誌、インターネット、DVDボックスなどの媒体で映画評論を執筆。共著書に『ジム・ジャームッシュ』、『ヴィム・ヴェンダース』、『サム・ペキンパー』、『ジャン・ユスターシュ』、『映画監督の未映像化プロジェクト』など。